今年度のチーム夢双では、初代シビックSB1 1200RSに搭載されている、EB1エンジンの性能向上を目指しました。
今回のエンジンの加工にあたり、専用のピストン製作をオーエス技研様に、専用のシリンダーヘッドガスケット製作をkibi Gaskets様に、そしてシリンダライナの製作を井上ボーリング様にしていただきました。
現在、シビックSB1 1200RSのピストンリングの入手は非常に難しくなっています。そこで今回のエンジンには現在ホンダで販売しているバイクのピストンリングを用いました。現行車の部品を用いることで部品の入手が容易になりますが、それに伴いピストンリング溝などの問題が浮上します。そこで本プロジェクトのスポンサー様でありますオーエス技研様に専用のピストンを製作していただく流れになりました。オーエス技研様に仕様の相談をさせていただき、約2か月の製作期間を経てホンダ学園に新ピストンが届きました。削り出しのとても美しいピストンにチーム一同感動しました。
今年度のチーム、チーム夢双では、初代シビックSB1 1200RSに搭載されているEB1エンジンのシリンダをボアアップし性能向上を目指しました。
今回のエンジンの加工にあたり、株式会社オーエス技研様に専用ピストン製作を、kibi Gaskets様に専用のシリンダーヘッドガスケット製作を、そして井上ボーリング様にシリンダーのボーリング加工をしていただきました。
現在、シビックSB1 1200RSのピストンリングの入手は非常に難しくなっています。そこで今回のエンジンには現在ホンダで販売しているCB1100というバイクのピストンリングを用いました。現行車の部品を用いることで部品の入手が容易になりますが、それに伴いピストンリング溝の幅や深さが合わないなどの問題が浮上します。そこで本プロジェクトのパートナーでありますオーエス技研様に専用のピストンを製作していただく流れになりました。オーエス技研様に仕様の相談をさせていただき、約2か月の製作期間を経てホンダ学園に新ピストンが届きました。削り出しのとても美しいピストンにチーム一同感動しました。
井上ボーリング様のシリンダライナを搭載させて頂いたことにより、モンテカルロヒストリックラリー仕様シビックが完成いたしました。
井上ボーリング様には美しいシリンダライナを制作していただきまして、Team夢双一同、大変感謝しております。誠にありがとうございました。
ピストンリング同様に入手が困難になっているのがシリンダーヘッドガスケットです。オーエス技研様のご提案により、今回kibi Gaskets様にスポンサーになっていただき、シリンダーヘッドガスケットを製作していただくこととなりました。こちらもとても急なご提案であったにも関わらずご協力をしていただき、とても素晴らしいメタルガスケットを提供していただきました。
井上ボーリング様には最初はシリンダライナを削るボーリング加工のみして頂く予定でしたが、シリンダライナの厚さが薄いことに加え、元々斜めに圧入されていたために、加工中にアルミ材が出てしまいました。想定外の事態に、一同右往左往していましたが、井上ボーリング様のご厚意により新しいシリンダライナを製作していただける事となり、美しいシリンダライナを製作していただきました。
井上ボーリング様にはシリンダライナの製作、交換をしていただきました。加工する過程で様々な問題があったものの、井上ボーリング様に柔軟な対応をしていただいて無事に加工が完了し、美しいシリンダに仕上がりました。
無事加工も終了し、新エンジンに換装したシビックで11月3日～5日に愛知県にある新城市にて開催されました、「新城ラリー」に学生の勉強も兼ね参加いたしました。この際に、新城市の近くにある奥浜名オレンジロードにて試走を行いました。
エンジンのフィーリングといたしましては、高回転域までスムーズに回るのはもちろんのこと、加速やレスポンスも向上したのに加え、低速時のトルクが増えたおかげか走り出しがとてもスムーズで、ただ速いだけでなく非常に乗りやすいマシンになりました。モンテカルロヒストリックラリーでドライバーをしていただく方に試乗を行っていただいた所、生まれ変わったマシンの性能に驚き、大変喜ばれていました。さらに、エンジンの性能向上だけでなく、約往復800Kmもの道のりを何の支障もなく走りきることが出来ました。
オーエス技研様のピストン、kibi Gaskets様のガスケット、井上ボーリング様のシリンダライナを搭載させて頂いたことにより、モンテカルロヒストリックラリー仕様シビックが完成いたしました。
今回の件にご協力していただいたスポンサー様にこの場をお借りいたしまして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。